20分で結果がわかるアレルギー検査

当院では、指先からの簡単な採血で20分で結果がわかるアレルギー検査を導入しております。
スギなどの花粉系、ダニなどのハウスダスト系あわせて8種の同時チェックが可能です。
注射が苦手なお子様やお忙しい方にもお勧めです。お気軽にご相談ください。

アレルギー検査

アレルギーとは

アレルギーとは

私たちの体には、ウイルスや細菌などの異物が入ってきたときに、これら外敵を攻撃しようとする免疫機能が備わっています。ところが食べ物(卵、小麦、牛乳など)や花粉(スギやヒノキなど)を有害物質と認識してしまい、必要以上に攻撃し過ぎることがあります。このように私たちの免疫機構がマイナスの症状を引き起こしてしまうのがアレルギーです。

アレルギー反応を引き起こす原因となる物質をアレルゲン(抗原)と呼びます。
アレルゲンには食物(卵、小麦、牛乳、ピーナッツ、そば、ナッツ類など)、花粉(スギやヒノキなど)、ダニ、カビ、昆虫、ハチ毒、動物のフケ、薬品、ラテックス(天然ゴム)などがあります。

アレルギーチェックシート

アレルゲンが体に入ってくると「IgE抗体」という抗体がつくられます。
そして再びアレルゲンが体内に入ってくると、かゆみやむくみ、腹痛、嘔吐、くしゃみ、鼻づまりなどの症状が発症します。

当院で受けられる検査

イムノキャップラピッド検査

イムノキャップラピッドは20分で結果がわかるアレルギー検査です。
スギ花粉やイヌ、ネコのフケなど、みなさんが吸い込んでしまう可能性のあるアレルゲンに反応するIgE抗体が、体のなかにあるかどうか調べます。
小さな針で指先から少量の血液を採取するだけですので、小さなお子様や注射が苦手な方などにおすすめです。
検査費用はで3,000円程度(保険診療3割負担の場合。・初診料、再診料は別途)です。

測定できる8種のアレルゲン

ハウスダスト系

花粉系

アレルギー検査

Viewアレルギー39検査

Viewアレルギー39は一度に39種類ものアレルゲンを調べられるアレルギー検査です。
もしかしたら自分がアレルギーかもしれないと感じても、なかなか原因を特定するのは難しい場合があります。
そんなときは一度に複数のアレルゲンを調べられる多項目同時検査であるViewアレルギー39がおすすめです。
静脈から採血し、結果が出るまでに3~7日程度かかります。
検査費用はで5,000円程度(保険診療3割負担の場合。・初診料、再診料は別途)です。

測定できる39種のアレルゲン

測定できる39種のアレルゲン

測定できる39種のアレルゲン

アレルゲンマップ

アレルゲンマップ

鼻炎13項目検査

鼻炎13項目は一度に13種類のアレルゲンを調べられるアレルギー検査です。
検査できるのはヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1、スギ、ヒノキ、ハンノキ、カモガヤ、ぶたくさ、よもぎ、ガ、ユスリカ成虫、ゴキブリ、マルチ/動物上皮、マルチ/カビの13項目です。
静脈から採血し、結果が出るまでに3~7日程度かかります。
検査費用はで5,000円程度(保険診療3割負担の場合・初診料、再診料は別途)です。

測定できる13種のアレルゲン

  • ヤケヒョウヒダニ 
  • ヒノキ
  • ぶたくさ
  • ユスリカ成虫
  • マルチ/カビ
  • ハウスダスト1
  • ハンノキ 
  • よもぎ
  • ゴキブリ
  • スギ
  • カモガヤ
  • マルチ/動物上皮

アレルギーの治療について

アレルギーの治療には「症状に対する治療」「炎症を抑える治療」「免疫療法」の3つがあります。
アレルギー性鼻炎の鼻水やくしゃみ、かゆみなどの症状に対しては抗ヒスタミン薬が使用されます。
鼻や皮膚、気管支に炎症が起きたときはステロイドと呼ばれる副腎皮質ホルモンの薬を使用します。薬には外用薬、吸入薬、点鼻薬など患部ごとに種類がわかれています。
また免疫療法とはアレルギーの原因となるアレルゲンを少量ずつ体に投与していき、徐々にアレルゲンに対して反応が出ないようにする治療です。治療法にはアレルゲンを注射で打つ皮下免疫療法と、舌の下にアレルゲンを含んだ薬を一定時間置き飲み込む舌下免疫療法があります。*当院では免疫療法は現在行っておりません。

※無症状でアレルギー検査のみをご希望の場合は保険外診療となり、費用は16,500円(全額自己負担、税込)です。

アレルゲンへの対策

花粉系(スギ・シラカンバ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ)

ハウスダスト系(ダニ・ネコ・イヌ)